ルテイン

ルテインとは

ルテインとは、もともと私たちの体内にあって、抗酸化作用を発揮する大事な成分であるカルテノイドの一種です。
女性の乳房や子宮頚部にも存在しますが、眼の中の水晶体と網膜の中心部にある黄斑部にあって、正常に物を見るためには欠かせない成分なのです。
特に黄斑部に存在するカロテノイドはルテインとゼアキサンチンだけです。

眼は光を感じることによってものを認識しますが、同時に光は水晶体や黄斑部を酸化させてしまいます。
ルテインやゼアキサンチンは、この酸化を防止して、眼をクリアに保っているのです。
ですので、ルテインが不足すると水晶体では白内障、黄斑部では加齢黄斑変性症(AMD)といった深刻な眼の病気につながる原因にもなります。

ルテインと目の病気

白内障は、紫外線などから作り出される活性酸素によって水晶体が酸化して、「にごり」が生じることが要因となっています。
明るい所がまぶしくて見えにくい、視界がかすんだり、ぼやけたりするのが白内障の自覚症状です。
高年齢の人に多いのは、老化で身体全体に酸化が進んでいて、ルテインなどのカルテノイドも不足しているからです。

他に水晶体のにごりから来る症状としては、飛蚊症(ひぶんしょう)があります。
晴天の日の空など明るいところを見ると、眼の中に紐のようなものが飛んでいたり蚊のような黒い点が飛んでいるように見える症状です。
眼の中で飛んでいる場所はいつも同じです。
飛蚊症もルテインの抗酸化作用で軽減されることが多いので、気になっている人は是非試してみてください。

次に、黄斑というのは、網膜の中心にある直径約2mmほどの部分です。黄斑部の中心は中心窩と言って、ものを見ているところの中心(視点)の光があたる部分です。
ですから、黄斑部が視力のかなめであり、ここに障害があると周りの網膜には何ら問題が無くても視力が出ません。
加齢黄斑変性症(AMD)は、網膜の下層部である網膜色素上皮の下に加齢とともに徐々に蓄積された老廃物が原因で、直接あるいは間接的に黄斑部に障害が出る病気です。
黄斑部の障害で網膜がゆがむと、ものがゆがんで見えます。黄斑部の周辺部は障害が無いので、中心部だけがゆがんで見えるのが特徴です。
また、中心部が黒くなって見えなくなる場合もあります。当然、文字を読むなどの視力は著しく低下することになります。
こういった加齢黄斑変性症(AMD)の人の黄斑部には、抗酸化物質であるルテインが極めて少ないことが分かっていますし、光による活性酸素のほか、喫煙によっても活性酸素が増えるため、加齢黄斑変性のリスクは増すようです。

ルテインを積極的に摂ろう!

ルテインは体内で生成されるものではありませんので、外部から補給する必要があります。
ルテインは、自然界では緑黄色野菜に含まれ、青汁で有名なケールのほか、ホウレン草やブロッコリー、かぼちゃ、芽キャベツなどにも含まれています。
ルテインは脂溶性成分なので、油で炒めて食べる方が効率よく摂取出来ます。

そしてこれらの緑黄色野菜よりももっとルテインを多く含んでいるのがマリーゴールドです。
マリーゴールドは中東やヨーロッパなどで多く見られるキク科のハーブで、オレンジ色の花を咲かせるのですが、マリーゴールドのルテイン含有量はほうれん草の約10倍です。

1日のルテイン摂取量は、6mg以上が望ましいとされていて、飛蚊症や加齢黄斑変性の改善に摂取するなら1日20mg程度を続けたいところです。
食物から取るのは結構な量になりますので、サプリメントをお薦めします。
マリーゴールド抽出物など天然由来の製品ならば、副作用や健康被害はありません。
石油系の合成ルテインは副作用の危険がありますので避けてください。

天然由来でも、マリーゴールドから抽出された未精製のままルテインは「ルテインエステル」と言って、体内で消化酵素の力を借りて、「フリー体ルテイン」にして取り込みます。
製品の成分表には「マリーゴールド抽出物○○mg」と書いてありますが、ルテインの量はそのうちの何mgかです。
マリーゴールド抽出物から精製された「フリー体ルテイン」のサプリメントが、最も吸収率が高くオススメです。
またルテインは水には溶けず、脂溶性の分子なので、油ものを含む食事の後に飲むのがより効果的です。
        

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