わきがの手術方法(1)

わきがの手術方法(1)

わきがの手術方法について、いくつかの種類をご説明します。
今回は、「切開剪除法」「皮下組織削除法」「切除法」の3つです。

■切開剪除法

 

わきが手術の切開剪除法とは、わきの下を切開して皮膚をひっくり返し、目で確認しながらアポクリン汗腺を、直接排除する手術方法です。

 

目で確認しながらアポクリン汗腺を排除する方法なので、取り残しの恐れも少ないため、再発の可能性も少ないと考えられています。

 

切開剪除法は、わきが治療の中でも効果が高い手術法と言えるでしょう。

 

この手術のデメリットは、わきの下に切れ目を入れるので、傷跡が必ず残ることです。

 

また、切開剪除法はアポクリン汗腺だけ取り除きますので、わきがだけではなく多汗症の症状がある方は、他の手術法で一度に治療した方が良いでしょう。

 

更にアポクリン汗腺は、皮膚に近い位置にあるため、綺麗に取り除くには医師の高い技術が必要です。

 

切開剪除法の手術でわきが治療を行う場合は、事前に医師の技術があるかどうかを確認することが大切です。

 

■皮下組織削除法

 

わきがの手術で行われる皮下組織削除法とは、約1センチ程度わきの下を切開して、特殊なローラーと剃刀のような物がついた器具で皮膚をはさみ、皮下組織を移動させながら削除していく方法です。

 

この手術の特徴は、皮下組織にあるエクリン汗腺やアポクリン汗腺、皮脂腺のすべてを取り除きますので、多汗症の治療も同時に行えることです。

 

わき毛もある程度残す事が可能なので、男性にもお勧めです。

 

デメリットとしては、手術による傷跡は小さいのですが、ローラーで皮下組織を全て削除するので皮膚が薄くなります。

 

この状態は色素沈着しやすいために、入院も必要になります。

 

皮下組織削除法のわきが手術は特殊な器具を使用するので、この器具を使い慣れている医師が望ましいと言えるでしょう。

 

■切除法

 

わきが治療手術の一つである切除法とは、わきが治療手術の中で、最も古い手術法ですが、現在では殆ど使用されていないのが現状のようです。

 

切除法とは、わきの毛が生えている全ての皮膚を切り取る方法です。

 

わきがの原因となるアポクリン汗腺と、皮脂腺、エクリン汗腺、わき毛の全てを排除します。

 

全てを取ってしまうので効果は高いと考えられますが、下記のようなデメリットもあります。

 

わきの皮膚を切り取って縫い合わせる手術になるので、わきの下に大きな傷跡が残ります。

 

また、わきの下がひきつったり、腕のむくみなどを伴うこともあります。

 

酷くなると運動障害などの後遺症が残るケースもあるので、カウンセリングをしっかりと行ってください。

 

もし、手術を受けるクリニックで切除法での手術を勧めてきた場合は、なぜ必要なのか、良く確認してください。

 

アフターケアについてもきちんと話し合うようにしてください。

        

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わきがの原因について
ワキの下には、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺の3つの分泌腺が存在します。 このうち、わきがの原因になっている汗は、アポクリン汗腺から出るものです。 この汗腺は、わきの下、耳の中、性器の周辺、乳首のまわりなど、特定の場所に集っているのが特徴です。 ここから出る汗は、脂肪、色素、鉄分、蛍光物質、アンモニアなどからできていて、粘り気があります。
わきが体質とは
わきがとは病気ではなくて、人間の体質です。 全ての人間には、その人特有の体臭があります。 わきが体質の人は、その人特有の体臭が、独特のわきがの臭いを持っているのです。 その臭いは、人によってそれほど気にならないものであったり、とても不快なものだったりします。
わきがの遺伝と女性のわきが体質
わきがは病気と違って体質的なものと考えられますが、突然病気のようにわきが体質に変わるものではなくて、わきがの遺伝子を持っている人がわきがになります。 わきがは、遺伝の中でも優性遺伝と言われていて、比較的遺伝しやすい傾向にあります。
すそわきがとは
すそわきがとは、下半身のデリケート部分(陰部)や、おヘソの周り、乳首から、わきが特有の臭いを発生させる症状の事で、下わきが、しもわきがとも呼ばれています。
わきがと多汗症の違い
多汗症とは、わきがの原因となるアポクリン汗腺も含めて、とにかく汗の分泌量が多いものを指します。 多汗症には、確かにわきがを発する場合もありますが、生理的なもので、治療の必要がない多汗症もあります。
わきがを完治させるには
わきがの治療には、大きく分けると二通りの意味があります。 一つは、症状を一時的に無くす、つまりわきがの臭いが気にならなくなったという程度の効果を期待するものと、もう一つは、わきがを根本的に治すという意味で、わきがの原因となる元を手術などで取り除く治療方法です。
わきがの治療法の種類
わきがの治療法の種類について、主なものを3つ後紹介します。 「手術療法」「薬物療法」そして「ボトックス療法」です。 基礎知識や特徴をしっかりと学んでから病院を選び、自分の症状や目的に合った治療法を選んでください。
わきが手術の必要性とリスク
わきがの対処法は、サプリメントなどの薬や制汗剤、清潔にするなどがありますが、それらはみな一時的な効果しか望むことが出来ず、わきがを根本的に治すには、手術でわきがの原因を取り除くしか方法はありません。 わきが治療の手術は、原因となるアポクリン汗腺を取り除く事が基本です。
わきが治療を行うクリニックの選び方
わきがの治療をクリニックで行う際に一番大切な事は、そのクリニックが信頼できるクリニックなのかという点です。 焦らずに、自分にピッタリのクリニックが見つかるまで、慎重に選ぶようにした方が良いです。
わきがの再発について
わきがの治療を受けたあとに再発しないようにするには、完治するわきがの治療法選びと、クリニック選びがとても大切なことになります。 わきがを完治させるために行われる手術は、原因となるアポクリン汗腺をすべてを除去する方法です。
わきがの手術方法(2)
わきがの手術、治療方法について、ご紹介しています。 今回は、「皮下組織吸引法」と「レーザーシェーピング治療」をご説明します。
わきがの手術方法(3)
わきがの手術、治療方法について、ご紹介しています。 今回は、「超音波法」と「PMR法」をご説明します。 どちらも現在のわきが治療の中では、最もお薦めの治療法と言えます。
食生活によるわきが予防
最近は食生活が欧米化してきて、日本でも、わきがの臭いで悩んでいる方が多くなってきました。 なぜ食生活がわきがに関係あるかというと、汗腺が太く大きくなる原因は、動物性脂肪を多く摂りすぎて、皮脂腺の働きが活発になるからと言われているからです。 皮脂腺から出る油脂成分がアポクリン汗腺とエクリン汗腺を発達させて、わきがの臭いと汗の臭いを強くするのです。
わきが予防の脱毛法
わきがの臭いには、わき毛も関係していますので、わきがの臭いの予防には、脱毛も効果を発揮することがあります。 わき毛の手入れをしないでいると、わき毛でアポクリン汗や皮脂が絡み合い、細菌が繁殖して臭いを加速させてしまいます。 そして臭いの発生元でもあるわき毛は臭いを周囲に発散させてしまいます。 ですから、この毛を脱毛することによって臭いをある程度予防することができます。
わきが対策の消臭について
日常生活が普通に送れるぐらいの軽度なわきがの症状であれば、臭いの分子を吸着してくれる消臭剤を使用することが、有効なわきが対策になります。 消臭に関しての化学も最近はずいぶん進歩してきています。 悪臭を消す作用だけでなく、抗菌作用や殺菌、制汗作用が入っている物もあります。
わきがの簡単な対処法
軽度なわきがの人に、わきの下に汗をかいてしまった時の便利な対処法を紹介します。 まずハンドタオルに水を含ませて固くしぼります。 そのタオルでわきの下の汗をふき取り、その後に乾いた布で水分をふき取ります。 水を含ませたタオルで拭くことで、アポクリン汗や脂質汗もふき取る事ができます。 これはわきがの臭いの元となる汗をふき取ることになりますので効果的です。

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