猫草を食するニューヨーカー達

猫草を食するニューヨーカー達

 先日、テレビの「あるある大事典U」で、猫草をジュースにして飲むニューヨーカー達が紹介されていました。

猫草(小麦若葉)

写真のような30cmほどの草を、そのままジューサーでガガガガーッツと絞って一気飲みするのが流行しているようです。


猫はお腹に溜まった毛玉を吐くために猫草を食べます。

繊維が腸内をチクチク刺激して吐きやすくなるのと、草自体に整腸作用があるからです。

猫草と言われるものにもいくつか種類があるみたいですが、ニューヨークで飲まれていたのは、ウィートグラス(wheatgrass)、つまり小麦の若葉ですね。

なんと、スーパーマーケットの野菜売場にそのまま売られていましたよ。

まず便通が良くなって便秘がなくなったって言っていましたね。

とにかくお腹の具合や体の調子が良くなって、すっきり痩せた人もいるみたいです。

彼らが猫草を飲んでいる姿を見て、日本人なら皆同じことを連想すると思いませんか?
そう、「青汁」(あおじる)ですよ、コレ。


「青汁」っていうと日本独特の表現になるんですかね。

青汁は1955年頃に、倉敷中央病院の名誉院長だった遠藤仁郎先生という人が考え出しました。

ちょうど欧米の肉食中心文化が普及してきた頃で、生活習慣病が増え始めたので、不足する緑黄色野菜を補おうとしたのがきっかけです。


ケール

このとき選ばれた植物が写真のケールだったんです。
マズーイ!で有名なキョーサイの青汁がケール100%です。


現在出回っている青汁をみると、いろいろ工夫してブレンドしたものもありますが、 ケール中心のもの以上に、大麦若葉が意外と多いんです。


1969年に萩原義秀医学博士によって作られた「麦緑素」が大麦若葉の始まりだそうで、以来、毎年のように学会発表されて世界90カ国以上で紹介されているそうです。


青汁はその他にも、明日葉(あしたば)、桑(くわ)、ゴーヤー、よもぎ、イグサまでありますよ。


それにしてもニューヨークで話題になるずっと前から日本では麦若葉に注目していたということですね。
なぜ小麦じゃなくて大麦だったのかは知りませんけど。


そこで、ケール、大麦若葉、小麦若葉の成分表を見比べてみました。


検査方法とか条件が違うかもしれないので、ここにバーンと載せるのはやめときますが、簡単に感想を言うと、ケールは葉緑素やビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランスよく入っていますが、ミネラルはケールより麦若葉の方が圧倒的に多いようです。
中でもナトリウムやカルシウムは小麦若葉より大麦若葉の方が多いです。


大麦若葉は、他にβカロチンとクロロフィル(葉緑素)が豊富。


小麦若葉の特徴は、食物繊維、鉄、ギャバ(γアミノ酪酸)が豊富なことです。また糖質も多く甘みが出るので、他の青汁よりも飲みやすいのかも知れません。


青汁全部のことは別の機会に書くとして、今回話題の猫草である小麦若葉についてもう少し詳しく言うと、


「鉄」は、血液中のヘモグロビンや、筋肉のミオグロビンの構成成分として、体内で酸素を運搬する働きをしています。
鉄分が不足すると酸素を十分に運べずに、頭痛や、動悸、息切れなどの原因になります。

ギャバは、正式名称がγアミノ酪酸(ガンマアミノラクサン)と言う、アミノ酸の一種です。

英語名(gamma-AminoButyric Acid)の、頭文字を取ってGABA(ギャバ)と呼ばれています。
種子の胚芽部分に多く含まれますが、私達哺乳動物の、脳や脊髄など中枢神経系にも多く存在していて、興奮を抑制する神経伝達物質の1つです。

ギャバは、抑うつや不眠、イライラ、不定愁訴など自律神経障害の改善に、効果があることが確認されています。

食物繊維については皆さんよくご存知でしょうが、脂肪やコレステロールを吸収、腸から糖分が吸収されるのを抑制します。

また老廃物まで取り込んで排泄してくれるので、便秘もすっきり、デトックス効果ありというわけです。


小麦若葉には、他にも銅、ヨウ素、マンガン、セレンなどが含まれています。


ヨウ素は、体内で甲状腺ホルモンをつくる成分として働きます。甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にし、身体的な成長を促したり、交感神経の働きを高めたりします。

マンガンは、タンパク質の代謝や骨の成長に関する酵素の働きをします。不足すると生殖機能が低下し、妊娠しにくくなります。子供は発育不全を引き起こします。

セレンは、抗酸化作用があり、動脈硬化やガンの原因となる過酸化脂質の発生を抑える働きがあります。


★ニューヨークの猫草ジュースは青汁だった。


        

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