喫煙者にトマトのリコピン

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喫煙者にトマトのリコピン

今日はタバコ関連の記事からです。

喫煙者がかかる肺気腫(はいきしゅ)という病気に、
トマトに含まれるリコピンが有効という実験結果です。

リコピンと、肺気腫をご説明します。


これは、順天堂大医学部とカゴメ総合研究所の共同研究チームが、 マウスを使った実験で確認した、と言う内容。


肺気腫という病気は、肺の中の肺胞(はいほう)という小さな空気の部屋が壊れてしまい、大きな一つの部屋に空気がたまって膨れ上がる病気です。

普通に息が吸えない状態で、ずーっと息苦しいままになります。


この病気の原因はほとんどタバコです。喫煙者以外はまれにしかかかりません。
逆に言うと、タバコをすう人の30%は肺気腫になると言われていて、吸う量に比例します。
1日に1箱以上吸う人は、程度の差こそあれ、ほとんど肺気腫になると覚悟しなくてはなりません。


かかってしまったら、もちろんタバコはドクターストップですし(死ぬ気なら吸ってもよいです)、内服薬、吸入薬などの内科的治療や、場合によっては肺を斬ってしまって小さくするという手術、最後の手段は肺移植になります。


そんな肺気腫に効果があるとされたのが、トマトに含まれるリコピンです。
リコピンの抗酸化作用が肺気腫の予防に関係しているのではないかということです。


抗酸化作用というのは、活性酸素の有害作用を弱める働きです。
活性酸素は紫外線や化学物質などの有害作用によって体内に発生して、 細胞内のDNAを傷つけることによってガンを発生させます。
これを抑えるのです。このような物質を、抗酸化物質と呼びます。


リコピンの抗酸化作用は、なんとベータ・カロチンの約2倍、ビタミンEの100倍です!
ガンの他にも、動脈硬化が原因で起こる高血圧、脳卒中、心臓病などの生活習慣病の予防にもなります。

タバコを吸わない人も、積極的に摂りたい成分なんです。
肺気腫に有効というのも、これらの延長線上にあるわけで、十分納得がいきますね。


効果を期待するには、トマトを1日2個、タバコを吸う人は3個以上食べなければだめです。



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