人工皮膚美容最前線
キチン・キトサン、シルク・フィブロイン・・・
シワ・シミ・毛穴対策の最前線レポート!
2006年2月 レバンテから人工皮膚美容液レバンテCE-11(シーイーイレブン)が発売されて以降、同様の効果をもたらす製品が最近いくつか発表されて、成分や使い方には違いがあるものの、自宅で行う人工皮膚美容がすっかり定着しつつあります。
従来はエステなどの施術で1回2万円くらいかかっていた訳ですから、自宅で安く行えるのは確かに魅力です。
そこで今回は代表的な人工皮膚美容の種類と製品をまとめてみました。
【人工皮膚美容のメカニズム】
本来、シワ・シミ・毛穴といった肌トラブルに対しては、コエンザイムQ10や、コラーゲン、ヒアルロン酸といった成分を補給して、皮膚の内部から自力で肌のはりや艶を回復するのが正攻法なやり方だと思います。
しかし、それにはやはり手間ひまがかかります。
そこで、皮膚のような成分で、皮膚の外側から覆ってしまおうという、即効性のある方法にも注目が集まってきたということでしょう。
どのような状態になっていくのか、簡単にご説明します。
人工皮膚成分、つまり体にすぐなじむ「生体親和性」のある成分を、深く刻まれたシワや、開いて目立つ毛穴、あるいはニキビ跡(クレーター)でへこんでいる部分に密着させると、表面に人工皮膚膜が作られます。
この時点で、既にシワがなくなったように見えるという効果があるわけですが、1度や2度ではまた元の状態になります。
ところが、これを繰り返すことによって、本当の自分の皮膚へ少しずつ同化していくわけです。
しかも自分自身の皮膚も、本当に皮膚が出来始めたと錯覚して、停止していた皮膚の再生活動を再開するのだそうです。
つまり「皮膚もどき」をすり込んですべすべにすると、やがて本当のすべすべ肌になるということですね。
では、皮膚のような成分とは、どんなものがあるのでしょうか?
【1.キチン・キトサン】
カニ、エビなど甲殻類の外皮を形成している材質を、キチン質と言います。
キチンは他にもいろいろな生物に含まれている、セルロースの構造に似たアミノ多糖体です。
豊富な資源ですが、高分子体で、このままですと普通の溶媒には溶けない為、あまり利用されません。
キチンをアルカリで処理するとアセチル基が除かれ、主としてD-グルコサミン単位からなるキトサンに変換されます。
そして、酸の水溶液に溶けるようになります。
キチンとキトサンの境界線はあいまいなので、ざっくりと、酸性水溶液に溶けるものをキトサン、溶けないものをキチンと呼んでいます。
キトサンは、医療分野では、やけどの皮膚治療や手術用の縫合糸などで利用されてきたものです。
【キチン、キトサンを主成分とした人工皮膚美容液】
安心、実績のある「ブラン270」のメーカーが解き放つ渾身の新商品!
開き毛穴・たるみ毛穴・にきび跡 クレーター・・・の毛穴修復美容液
●内容量:20ml
●成分:水、ヒドロキシプロピルキトサン、カルボキシメチルキチン、リン酸アスコルビルMg、グリセリン、プラセンタエキス、褐藻エキス、チャエキス、ウワウルシ葉エキス、エタノール、ヒアルロン酸Na、キュウリエキス
●ご使用方法:夜 洗顔後、化粧水で肌を整えたお肌に適量を、目の周りをさけたお顔全体に優しくマッサージするように塗布します。 気になる部分には、何度か重ねづけすることをオススメします。もちろん、お顔以外にもご使用いただけます。
【2.シルクのセリシンとフィブロイン】
シルク(絹)、正確に言うと蚕(かいこ)が作っている繭(まゆ)の糸は、フィブロインという繊維状の蛋白質(たんぱく質)が約75%、その外側を包み込んでいる セリシンというたんぱく質が約25%、この2つのたんぱく質で構成されています。
フィブロインに含まれる18種類のアミノ酸は、人の皮膚を構成するアミノ酸と非常によく似ているため、皮膚細胞との生体親和性に非常に優れています。
つまり私達の肌はフェブロインを安全で害の無いものと認識して、自然に同化していくのです。
フェブロインもキトサンと同じように医療分野で使われ、ヤケドをした人に移植する「人工皮膚」や、手術の縫合用糸として使用されています。
最近の研究で、フェブロインを覆っているセリシンにも大変有用性があることが分かり、化粧品などで使われ始めました。
セリシンもフェブロインと同じようなアミノ酸組成で、天然のUVカット素材(紫外線カット素材)でもあります。
更に、私達のNMFのアミノ酸とも似ているので、保湿力についてもコラーゲンに負けないくらい優れていると言われています。
※NMF(Natural Moisturizing Factor)とは、角質細胞内に点在して、水分を角質層の中に閉じ込めている「天然保湿因子」です。およそ半分がアミノ酸で構成されています。


